育児休暇の最果てに。その①
どうも皆さまこんにちは、みゃすです。
今回はシビアな話です。
長女ひぃの出産で3年前に産休育休を取得し、去年の年始から2回目の産休育休を取得しております。
もう2月も終わり…そろそろ育休が明けそうなのですが、この時期はほんと保育園やらなんやら色々大変ですよねー。
ひぃが保育園入園の時は、激戦区でありながらも無事に第二希望の保育園に入ることができました。
んじゃあ、るぅくんも同じ保育園に4月から入園かなぁと。
準備もして書類も提出していたわけですが。
世の中にはこんなこともあるんですね。
休暇中に働いてる会社が終焉を迎えるそうです。笑
…笑えねえ、笑えねぇよ。
年末に会社に呼ばれて復帰についての話かな、なんて頭にお花を咲かせて久々に赤子を連れて出社したのですが。
以下会話。※身バレ防止の為一部脚色しております
人事「お久しぶりです、みゃすさん。」
みゃ「あ、お久しぶりですー。(この人誰や…)」
人事「あ、僕みゃすさんの休暇中に採用されて多分知らないと思うけど人事の者です〜。」
みゃ「あ!そうなんですね!ははは…。」
人事「お久しぶりじゃないですよねー!初めましてだ、あははは。」
みゃ「…あ、で、今日はお話したいことがあるとのことで来たんですが。」
人事「あ!もう本題いっちゃいます?お子さんいるしちゃちゃっと話した方がいいですよね!」
みゃ「まぁ、今おとなしいのでおとなしくしてるうちが良いかなと思って。そのうち暴れ出すので…騒がしいとうるさいかと。」
人事「そうですね!じゃあ早速ですがちょっと社長呼んでくるんで待っててください!」
みゃ「え、あっ、はい。(子どもの顔でも見に来るのか?社長…)」
社長「あー、どうもどうも。お久ぶりです!元気してましたか?お子さんも元気そうですねぇ、いやあ素晴らしいね。子どもを産むっていうのは。」
みゃ「どうも、お久しぶりです。社長さん。長い間休暇を頂いてご迷惑をおかけしております。」
人事「いやいや、まあ休暇は権利ですから!ね、社長!」
社長「そうだよねー、赤ちゃんはお母さんがいないと育たないし仕方ないよ!申し訳ないなんて思わなくていいから。で、早速本題なんだけど、言いづらいんだけど、2019年でこの会社たぶん終わるんだよね。」
みゃ「え…、あ、そ、そうなんですか?」
ええぇー…社長、言いづらいとか言いながらサラッと爆弾投下してきたぁー!!
もうこの社長の発言を聞いた瞬間は空いた口が塞がらなくて、アホ顔全開…。
プチパニックで頭の中も真っ白でした。
ここからはあんまり会話に集中出来ず、こうなった経緯と謝罪をする社長と人事の話を右から左に受け流していました。
こんなことになってしまってすまないみたいな謝罪を数回聞いた後…。
みゃ「あ…はぁ、わかりました。え、えっとつまりこれから私は具体的に何をすれば良いですか?」
人事「ええっと、今後は退職届を書いてもらって、退職日を決めていきましょう。保育園とかの都合もあるので退職日はみゃすさんの都合の良い日とかで大丈夫です。」
社長「復職させてあげられなくて本当にごめんね。他の派遣の人とか時短の人とかも辞めて貰ってるんだよね。ここから少数精鋭で数ヶ月頑張ってみるけどね…。いや、本当、僕の力不足ですまない。」
みゃ「…わ、わかりました…退職届はえっと、退職の一月前までに書いて提出したら良いでしょうか?」
人事「あ、わざわざ一から書かなくても、会社の方で退職に関する書類準備したので、この書類持って帰って必要箇所に記入とサインとハンコ押して返送して頂ければ大丈夫ですよ!なんか辞めさせる準備までちゃっかりしててすみませんね…。」
…腑に落ちねえぇえええ!!!ちょいちょい人事の発言も腑に落ちねえぇええええ!!
手渡された書類には数枚の紙が入っておりました。
中身は帰宅して確認するとして、なんかもう5年も6年も働いた会社に、裏切られた気持ちでいっぱいです。
この一件以来、どんどんこの会社が嫌いになってきました。
こんな会社潰れてしまえ!!
と、心の中で思いつつ…。
みゃ「…では書類ができ次第返送します。入社から今までお世話になりました。ありがとうございました。」
社長「いや、こちらこそご足労頂いたのにこんな話で申し訳ない。」
人事「あ、社内の人に退社の挨拶とかしていきます?」
みゃ「いえ、今日は大丈夫です。退職届を郵送せずに持参しようと思っておりますので、その時に皆さんにご挨拶したいと思います。それでは失礼します。」
またしても人事がカンに触る一言を放ったのですが、その辺はもうスルーして早々に会社を出ました。
会社の入り口で直属の上司から声をかけられ、お昼でも食べながら少し話をしようとわれそのままランチへ。
上司の話だと会社ではかなりの人員整理が行われているようでした。
それでも復職を前提に休暇を与えた正社員にする行為ではないと、上司もお怒りモード。
そんな上司もこの会社には愛想が尽きたと近々退職するそうです。
愚痴ランチが終わり、帰宅して旦那くんへLINEでご報告…まあ、当然ながら返事ではなく電話がすぐにかかってきました。
事の経緯などを簡単に説明して、近いうちに無職になりますと話をすると、
会社潰れて無職になるのはお前のせいじゃないから落ち込まなくてもいいよ!
ってかさ、お前は本当にそういう星の下に生まれてるよね!ツイてないね!
…と笑って話を聞いてくれました。
ツイてないね!で済ませてくれる良き夫よ…笑
あとはなぜか姉妹に報告。笑
しかしこの時はまだ…もうひと災難降り注ぐことを誰も予期していなかったのです。
つづく。
…②に続きます。