みゃすの育児ブログ

田舎育ちの陰キャ母の子育て奮闘記。

口唇裂のはなし。入院編・ラスト

こんにちはみゃすです。

久々の更新です!

なんか書類とか手続き諸々で忙し過ぎて更新が滞っておりました…。

今回はるぅ君の入院編ラストです。

退院までと退院後の話を書いていきたいと思います。

 

前回の入院編その3はコチラからどうぞ!

myasu.hatenablog.com

  

【手術後2日目から退院まで】

手術後1日目に母乳を飲まなかったこともあり、母乳を搾乳して乳腺炎を防ぎつつ術後2日目になりました。

この日も朝からるぅ君のまつ病院へ。

入院生活が慣れてきたのか、るぅ君は泣かずにベッドの上にいました。

夜の様子を看護師さんに聞くと、哺乳瓶で飲んだのは1回きりで残り2回はスポイトで強制的に飲ませたそうです。

 

今日もダメなのかな…。

 

ちょっと沈んだ気持ちでいました。

朝の哺乳が他の子より遅かったるぅ君。

まだ沐浴が終わってないとのことで、看護師さんが、

「お手伝いするのでお母さんがお風呂入れてあげますか?」

と聞かれます。

久々に我が子を沐浴させてやるか!と気持ちを切り替えいざ7.7キロを沐浴!!

いつもはお風呂で大泣きするそうですが、今日は眉間にシワが寄っているものの、泣かずにお風呂を終えることに成功!

やっぱりお母さんがイイんだねー、なんて付き添ってくれた看護師さんがるぅ君に優しく声をかけてくれました。

 

綺麗さっぱりしたところで、母乳をあげてみることに…。

 

また泣かれたら…飲まなかったら嫌だな…と思いつつ、授乳してみると…。

 

飲んだー!!!

 

ちゃんとお口で飲んでくれました!!

泣きそうになるみゃす…。

最近涙腺弱いんです…。

 

この日は絶好調と言わんばかりに2〜3時間おきの授乳は全て直接母乳を飲んでくれました。

 

その日から退院まで、そして退院後の現在もちゃんと直接母乳を飲んでくれています。

 

朝から夜まで、日によりますが9〜10時間の病院の看病を経て1.5時間かけて帰宅。

何日か入院生活が続きました。

そして入院生活でリズムが出来てきたのか、だんだんと帰り際に寝付いてくれるようになります。

寝顔を見ながらまた明日ね…とそっと退室する方が、起きてお別れするより気持ちが随分ラクでした。

次の日、その次の日と同じような生活が続き、だんだん退院の日が近づいてきました。

退院の2日前に行われた退院前検査も無事に終わり、小児外科と小児科の先生にお墨付きをもらって何事もなく退院できると告げられ…ついにその時を迎えます。

 

【退院当日】

その日、朝早くからひぃも連れて家族3人で病院へるぅ君のお迎えに向かいました。

子どもは小児外科病棟には入れないので、旦那くんとひぃ助は一階の休憩所で待機してもらい、みゃすは一人病室へ向かいます。

看護師さんから退院までの流れを伺い、他の退院予定の子達の親御さんがまだ誰もきていないとのことで、退院前の処置と診察を一番にしてくれる事になりました。

処置室では鼻の中と鼻の下の部分の抜糸の処置をするとのこと。

唇と歯茎の糸は自然に溶ける糸だそうで、処置は不要とのことでした。

処置室で大泣きするるぅ君の声を聞きながら、荷物をまとめたり、片付けをして待つ事にしました。

時間がかかるのかなーと思っていたら意外にもすぐに終わり、今後自宅での処置の仕方を教わります。

傷口に薬を塗ってテープを貼る、これを3ヶ月。

そして両腕に「抑制筒」という、手を舐めたりおもちゃを舐めたりしないようにする筒を最低1ヶ月は付けるように説明を受けました。

この抑制筒がとにかく可哀想なんです…。

平たく言うと、拘束バンドのようなもので、覚えたての寝返りも出来ず、大好きなおもちゃナメナメもできず、手も舐められないという…。

舐める事で傷口にばい菌が入ったり、自分の手や指で縫ってある糸を引っ張らないようにする為の処置だそう…。

なめなめ期である4ヶ月のるぅ君には、地獄のような1ヶ月がスタートしました。

そして…この抑制筒。

 

抜けよるんですわ…めっちゃ簡単に…!!

 

なのでよ〜く監視してないと、筒から腕を抜いたり、筒ごと舐めようとしたりします。

 

この1ヶ月まともに家事できないな…とどこかで悟りをひらくみゃす。

 

あと、これは他の口唇裂のお母様に聞いた話ですが、傷口の縫ってあるところに直射日光とか当てると傷口の跡が目立つようになると聞きました。

なので、外出時は日傘をさしてあげたり、マスクやスタイなどで傷口を隠してあげると良いそうです。

 

全部の話を医師から聞き終わり、次は看護師さんから退院手続きの説明を受け…。

 

帰宅ー!!!!!ふぉぉおお!!!!

 

るぅ君の帰りを待ち焦がれていたひぃは、

「お帰り、るぅ君!痛かったー?あははー!」

なんて帰りの車の中で聞きつつ、やっと家族4人がまた揃うことができました。

 

【退院後の生活】

先ほど上でも述べたように、抑制筒をつけた生活が始まります。

ストレスマックスのるぅ君は、いつも以上に泣いたりする事もありますが、たまに外して手を持って遊んであげたり、寝返らせてあげたりすると機嫌も良くなります。

夜寝ているときは、夏のこの暑い時期ですが筒はつけたまま…。

たまに外してほしくて夜に泣いたりしますが、心を鬼にして筒は外しません。

ここで親のエゴで筒を外してしまうと、今は良くても大きくなって傷跡が目立ってしまいます。

そうなると、一番可哀想なのはるぅ君…。

 

手術が終わってはい終わり!じゃなく、ここからが正念場!!

術後のるぅ君を家族みんなでサポートしてあげられたらいいなと思っています。

 

それでは今日はこの辺でー!