みゃすの育児ブログ

田舎育ちの陰キャ母の子育て奮闘記。

口唇裂のはなし。入院編・その2

どうも、みゃすです。

昨日に公開するつもりが、なかなかうまくまとまらずに今日公開になりました…。

るぅ君入院のお話、パート2です。

少しでもこれからお子様が入院する方、同じ口唇口蓋裂をお持ちのお子様の親御様たちの参考になればないいなと思います。

 

前回の入院編その1の記事はコチラからどうぞ!

myasu.hatenablog.com

 

【オペ前処置からオペまで】

前日に看護師さんから明日のオペの開始時間と、病棟へ到着して欲しい時間を知らされました。

大体のオペは午前中で終わることが多いようですが、日によってずれたり、午後からになったりする場合もあります、とのこと。

みゃす家のオペ時刻は大体10時〜10時半の予定なので、9時半くらいまでにはお越しくださいと言われました。

 

この日も、朝早く起きてひぃ助の保育園の準備からスタート。

朝ごはんの用意にお着替え、ゴミ出しと溜まった洗濯物を干して布団をたたむ…。

旦那くんと分担しつつ、布団の上を転がるるぅ君のいない部屋はさみしいなと感じます。

旦那くんがひぃ助を保育園へ送った後、二人で車で病院へ向かいました。

昨日よりは30分くらい遅く出発しても大丈夫だよねーなんていいつつ。

昨日と同じ時間に出発。

お互いるぅ君のことが意識してなくても心配なんだろうなと、今になって思います。

車の中では、今日の手術やるぅ君の夜の様子を心配しながら、あまり考え過ぎないようにしようと、旦那くんへ積極的に他愛ない話を持ちかけていました。

病院へ着くと30分近くも早く着き、入室が許される時間になるまで待ってから病棟へ。

病棟に入るや否や、るぅ君の大泣きの声が聞こえてきました。

 

やっぱりさみしかったんや…めっちゃ泣いとるわ…。

 

早足で病室のベッドに行こうとしたら、処置室にるぅ君が大人4人くらいに囲まれてベッドに寝かされていました。

点滴の管をさすための針を…つまりるぅ君の大嫌いな注射を頑張って打っていたのです。

特に寂しくて泣いてたわけじゃなかった!笑

しかもそのあと看護師さんに聞いたけど、夜は割とぐっすりねて、4ヶ月目とは思えないほどの母乳の飲みっぷりだったそう…。

 

子どもの適応能力恐るべし!!

 

処置室前は通路なので、何かと邪魔になると思い、二人で病室の方で待機。

15分ほどでるぅ君が病室に帰ってきました。

「おはようるぅ君!よく眠れた?」

ぎゅーと抱きしめながら声を掛けると、メソメソしていたるぅ君も少し顔が明るくなりました!(なったような気がする…)

メソメソの理由は空腹みたいで、看護師さんから説明を聞くと、麻酔の関係で午前2時から飲食禁止だそうで、7時間も飲まず食わずのようです。

オペが終わっても5時間空けてから飲食開始みたいで、ここから空腹るぅ君のプチ断食が開始…母乳飲むの大好きなのにこれはさすがに、かわいそうだ…!!

そんなこんなでオペ開始時刻を待つ3人。

10時、11時、12時…予定を大幅に通り過ぎて、13時半頃に看護師さんに呼ばれます。

 

「お待たせしました。るぅ君のオペの準備が整いました。皆でオペ室まで移動行しましょう。るぅ君は、お母さんがオペ室まで抱っこしてあげてください。」

 

ということで、るぅ君を抱いたままオペ室まで移動。

ドキドキと不安と心配と…いろんな気持ちが錯誤しながら、歩いているとすぐにオペ室に着いてしまいました。

オペ室のドア前で、看護師さんにるぅ君を預けます。

 

頑張ってね。大丈夫だよ。

 

旦那くんと2人でオペ室のドアが閉まるまで、るぅ君の後ろ姿を見届けて、みゃすが人生で初めて経験する我が子のオペが始まりました。

 

【オペ終了】

オペ中は病室かもしくは電話のできるエレベーター前で待機するように看護師さんにいわれ、みゃす夫婦は病室に戻り待機することに。

オペの開始時間がずんずん遅くなったので、2人ともお昼も食べないままだったので、交代で昼食をとることにしました。

親も子も体力勝負なので、食べれる時に食べておこかなきゃ…と。

先に旦那くんが昼食に行き、次にみゃすが昼食を食べました。

連絡がいつきてもいいように病院内のコンビニでおにぎりを買って食べ、ついでにデザートのアイスも。笑

甘いものは疲れた時に本当にいいですね〜。

昨日の夜に一度も搾乳しなかったので、乳腺炎になりかけている自分の胸のこともすっかり忘れてアイス食べちゃいました…。

 

オペ前にどれくらいの時間がかかるのかを聞くと、同じ症例のオペなら平均的に1.5〜2時間程だと教えてもらっていたので、2人で長いようで短い待ち時間を粛々と過ごしました。

 

「お母さん、お父さん。るぅ君のオペが終わりましたよ!迎えに行きましょう!!」

 

おおよそ2時間。

無事に終わった喜びを噛み締めて、看護師さんたちに案内されて再びオペ室前へ。

 

…スムーズに行きたかったのに…!!

全然ー。エレベーター来ないの。

 

看護師さんが来ないから階段で行こうと言ってくださり、階段でオペ室前へ…。

るぅ君の姿を今か今かと待っていると、今度は別室に案内されました。

 

会えないんかーい!

 

同じ髭男爵でも、某配管工の兄のようなこの状況…。

姫の前まで来て姫が攫われるみたいな。

 

別室で椅子に座って待っていると、執刀医からの術後の説明がありました。

さらりとまとめると、

①上唇の縫合は綺麗に成功した

②鼻の片方が少し変形していたので形成のために片方の鼻の穴を少し上に引き上げた

③上の歯茎の歪みの部分に骨がなく、歪みに空洞を開けて骨が形成されるように処置した

とのことです。

③ですが、うまく骨が形成されれば6歳での手術を受けなくてもいいかもしれないと仰って下さいました。

 

説明を受けて部屋の外へ出ると、半分くらい麻酔の切れたるぅ君といよいよご対面!!

 

……うわぁああああああ!!

 

あまりにも痛々しい姿にちょっとウルウルきてしまいました…。

 

半覚醒でグズグズしているるぅ君をベッドに乗せたまま病室へ。

ともいきや。

また。

 

…エレベーターこねぇ!!!

 

何回か乗れないまま見送ったあと、ようやくエレベーターに乗り病室へ。

血圧や体温、点滴の処置などをすませ、もう抱っこしても良いですよの一声で、夫婦で交代にスーパー抱っこタイム!!

 

頑張ったね!お疲れ様!もう大丈夫だよ!

 

ボキャブラリーの少なさに定評のあるみゃす!

オペ室から出てきた我が子にかける言葉は、小説や映画のセリフのような綺麗な言葉は思い浮かばず、思った以上に安直なものになりました…。笑

 

…と。

今日はここまでにしますね。

次は手術後の様子からまた記事にしようと思います。

ではでは。