みゃすの育児ブログ

田舎育ちの陰キャ母の子育て奮闘記。

口唇裂のはなし。入院編・ラスト

こんにちはみゃすです。

久々の更新です!

なんか書類とか手続き諸々で忙し過ぎて更新が滞っておりました…。

今回はるぅ君の入院編ラストです。

退院までと退院後の話を書いていきたいと思います。

 

前回の入院編その3はコチラからどうぞ!

myasu.hatenablog.com

  

【手術後2日目から退院まで】

手術後1日目に母乳を飲まなかったこともあり、母乳を搾乳して乳腺炎を防ぎつつ術後2日目になりました。

この日も朝からるぅ君のまつ病院へ。

入院生活が慣れてきたのか、るぅ君は泣かずにベッドの上にいました。

夜の様子を看護師さんに聞くと、哺乳瓶で飲んだのは1回きりで残り2回はスポイトで強制的に飲ませたそうです。

 

今日もダメなのかな…。

 

ちょっと沈んだ気持ちでいました。

朝の哺乳が他の子より遅かったるぅ君。

まだ沐浴が終わってないとのことで、看護師さんが、

「お手伝いするのでお母さんがお風呂入れてあげますか?」

と聞かれます。

久々に我が子を沐浴させてやるか!と気持ちを切り替えいざ7.7キロを沐浴!!

いつもはお風呂で大泣きするそうですが、今日は眉間にシワが寄っているものの、泣かずにお風呂を終えることに成功!

やっぱりお母さんがイイんだねー、なんて付き添ってくれた看護師さんがるぅ君に優しく声をかけてくれました。

 

綺麗さっぱりしたところで、母乳をあげてみることに…。

 

また泣かれたら…飲まなかったら嫌だな…と思いつつ、授乳してみると…。

 

飲んだー!!!

 

ちゃんとお口で飲んでくれました!!

泣きそうになるみゃす…。

最近涙腺弱いんです…。

 

この日は絶好調と言わんばかりに2〜3時間おきの授乳は全て直接母乳を飲んでくれました。

 

その日から退院まで、そして退院後の現在もちゃんと直接母乳を飲んでくれています。

 

朝から夜まで、日によりますが9〜10時間の病院の看病を経て1.5時間かけて帰宅。

何日か入院生活が続きました。

そして入院生活でリズムが出来てきたのか、だんだんと帰り際に寝付いてくれるようになります。

寝顔を見ながらまた明日ね…とそっと退室する方が、起きてお別れするより気持ちが随分ラクでした。

次の日、その次の日と同じような生活が続き、だんだん退院の日が近づいてきました。

退院の2日前に行われた退院前検査も無事に終わり、小児外科と小児科の先生にお墨付きをもらって何事もなく退院できると告げられ…ついにその時を迎えます。

 

【退院当日】

その日、朝早くからひぃも連れて家族3人で病院へるぅ君のお迎えに向かいました。

子どもは小児外科病棟には入れないので、旦那くんとひぃ助は一階の休憩所で待機してもらい、みゃすは一人病室へ向かいます。

看護師さんから退院までの流れを伺い、他の退院予定の子達の親御さんがまだ誰もきていないとのことで、退院前の処置と診察を一番にしてくれる事になりました。

処置室では鼻の中と鼻の下の部分の抜糸の処置をするとのこと。

唇と歯茎の糸は自然に溶ける糸だそうで、処置は不要とのことでした。

処置室で大泣きするるぅ君の声を聞きながら、荷物をまとめたり、片付けをして待つ事にしました。

時間がかかるのかなーと思っていたら意外にもすぐに終わり、今後自宅での処置の仕方を教わります。

傷口に薬を塗ってテープを貼る、これを3ヶ月。

そして両腕に「抑制筒」という、手を舐めたりおもちゃを舐めたりしないようにする筒を最低1ヶ月は付けるように説明を受けました。

この抑制筒がとにかく可哀想なんです…。

平たく言うと、拘束バンドのようなもので、覚えたての寝返りも出来ず、大好きなおもちゃナメナメもできず、手も舐められないという…。

舐める事で傷口にばい菌が入ったり、自分の手や指で縫ってある糸を引っ張らないようにする為の処置だそう…。

なめなめ期である4ヶ月のるぅ君には、地獄のような1ヶ月がスタートしました。

そして…この抑制筒。

 

抜けよるんですわ…めっちゃ簡単に…!!

 

なのでよ〜く監視してないと、筒から腕を抜いたり、筒ごと舐めようとしたりします。

 

この1ヶ月まともに家事できないな…とどこかで悟りをひらくみゃす。

 

あと、これは他の口唇裂のお母様に聞いた話ですが、傷口の縫ってあるところに直射日光とか当てると傷口の跡が目立つようになると聞きました。

なので、外出時は日傘をさしてあげたり、マスクやスタイなどで傷口を隠してあげると良いそうです。

 

全部の話を医師から聞き終わり、次は看護師さんから退院手続きの説明を受け…。

 

帰宅ー!!!!!ふぉぉおお!!!!

 

るぅ君の帰りを待ち焦がれていたひぃは、

「お帰り、るぅ君!痛かったー?あははー!」

なんて帰りの車の中で聞きつつ、やっと家族4人がまた揃うことができました。

 

【退院後の生活】

先ほど上でも述べたように、抑制筒をつけた生活が始まります。

ストレスマックスのるぅ君は、いつも以上に泣いたりする事もありますが、たまに外して手を持って遊んであげたり、寝返らせてあげたりすると機嫌も良くなります。

夜寝ているときは、夏のこの暑い時期ですが筒はつけたまま…。

たまに外してほしくて夜に泣いたりしますが、心を鬼にして筒は外しません。

ここで親のエゴで筒を外してしまうと、今は良くても大きくなって傷跡が目立ってしまいます。

そうなると、一番可哀想なのはるぅ君…。

 

手術が終わってはい終わり!じゃなく、ここからが正念場!!

術後のるぅ君を家族みんなでサポートしてあげられたらいいなと思っています。

 

それでは今日はこの辺でー!

口唇裂のはなし。入院編・その3

こんばんは、みゃすです。

今日はるぅ君の術後の様子やみゃすの身に起きたことなどを書いていこうかと思います。

 

前回の入院編その2はこちらからどうぞ!

myasu.hatenablog.com

 

【術後の様子】

オペ後、お部屋に戻ったるぅ君。

みゃすと旦那くん交互に抱っこされ、約2時間ぶりの親子の対面を果たしたわけですが、麻酔が切れたばかりで意識は朦朧としていて居心地が悪いのかグズグズ…。

寝ぐずりがひどい時の様子になんだか似ていました。

抱っこしてあやしながらしばらくすると、るぅ君は夢の中へ。

るぅ君が寝付いて落ち着いたので、旦那くんはひぃのお迎えのために帰宅することに。

そこからはるぅ君面会時間終了まで2回しか起きず、ずっと寝ていました。

寝る姿を見守りながら、術後の飲食開始時間がちょうど面会時間終了の時間にかかるのですが、どうしても直接母乳を飲めるかどうか、また飲めたらどのくらいの量をのめるのかを知りたいくて看護師さんに相談すると、

「今日は面会時間過ぎてもいいので、飲ませてあげてください!」

と、特別に面会時間延長のお許しを頂きました。

 

面会時間が終了し、いよいよ待ちに待った飲食可能の時間。

お腹の音や唇の様子を見て、先に水を飲ませます。

「お腹もしっかり動いてて、お水が飲めているようなので母乳あげてください。」

看護師さんから許可を頂き、いざ授乳!

とにかくこの時を待っていました。

もう渚カヲルくん状態ですよ…。

 

時が来たね…

 

…なぜかというと、みゃすの母乳の出が良すぎて胸がパンパンカチカチに。

しかも片方はあつ〜く熱まで持っていて乳腺炎待った無し状態!!

手術前や手術中に何回か搾乳機を借りて搾乳していたのですが、やはり赤ちゃんに飲んでもらう方が母乳もおっぱいに残らず乳腺炎予防になります。

なので、るぅ君もお腹空きすぎ限界でしたが、みゃすも限界だったのです!

ただ、ここで看護師さんに一言アドバイスを受けました。

術後すぐの授乳は皆お腹が空いているのでたくさんのむのですが、しばらく経つと痛みとか違和感で母乳を飲まなくなる子が多いです。だから、飲まなくても安心してくださいね、経過とともにまただんだんと飲めるようになりますから。」

 

アドバイスを受けた後、恐る恐る乳腺炎になりかけている方を術後の口元へ近づけます。

飛び出した糸や、唇の上に貼ったテープ、鼻に詰めた棉が術後の痛々しさを物語っています。

匂いで分かったのか、るぅ君は母乳を90mlほど飲んでくれました。

飲ませる前と後で体重を測り大体の飲んだ量を計測するのですが、るぅ君の普段の1回の授乳の平均は大体100ml〜120ml。

これを日中は大体2〜3時間おきに繰り返して、夜は3〜4時間おきに繰り返しているのですが、18時間近く飲めなかった時間を加味するとだいぶ少ない量でした。

でも直接母乳を飲んでくれたので一安心。

残りは搾乳機を借りて、母乳を出し切ってから帰路につきました。

前日に比べてるぅ君が寝ていたので帰りやすかったのが唯一の救いです。

 

乳腺炎間近、慣れない唇とその後】

その日は悪天候での頭痛や寝不足もあって体調もそこまで良くなかったのですが、とにかく手術が無事に終わり、なんともめでたい気分だったので、気持ちはわりとスッキリして帰宅しました。

なので旦那くんと久々にノンアルコールビールで乾杯!

よかったよかった〜明日から退院までお互いまた頑張ろうね〜なんて言いながらノンアルコールを2缶くらい空けて寝床へ…。

この時ちょっとおっぱいが張っていたので、念のために寝る前に搾乳して寝ることにしました。

次の日、片胸の激痛で目をさまします…。

何事かと思えば、両方の胸が母乳でカッチカチに…。

とにかく目覚めて1番に搾乳機を洗って搾乳を開始。

痛いのを我慢して出せるだけ搾乳します。

両方の胸から300ml近くの母乳を搾乳しましたが、熱を持った片胸からチクチク痛みを感じました。

普段夜中に3〜4回授乳しているのに、一晩を通して1度も母乳を外に出さなかったツケが回って来ました。

Google先生に応急処置を聞いたところ、

①熱を持っている方を冷やす

②3時間おきに搾乳もしくは授乳する

という答えが返ってきました。

それでも改善されなければ母乳外来へとのことですが、毎日お見舞いに通院するのに自分が病院へ行く時間もないだろうと思い、とにかくきっちり3時間おきに搾乳しようと決意。

調べた後、るぅ君のところに行く時間が迫っていたので、子ども用の冷えピタを痛い方の胸に2枚貼り付けて病院へ向かいました。

 

病院に着くとるぅ君は昨日より意識がはっきりしていましたが、なんだかご機嫌は良くなさげ…。

自分の口元の違和感を感じ取っているようです。

家から病院は1.5〜2時間くらいなので、しばらくしてからるぅ君に母乳を飲んでもらおうと思っていました…が。

 

ここでまさかの。

るぅ君が母乳を拒否…!!

 

もう気持ちはナウシカです。

いけねぇるぅ様!おっぱいが爆発しちまう!!

 

前日に看護師さんが言っていた通り。

るぅ君は何をしても飲もうとしません。

搾乳したものを哺乳瓶へ移しても、哺乳瓶からも飲みませんでした…。

さすがに飲む量が少なすぎるので、看護師さんも強硬手段へ…。

 

手渡されるスポイト。

 

「お母さん、多少手荒にはなりますが、ちょっと今日一日のミルクの量が少なすぎるので、これで無理にでも飲ませて下さい。」

 

ここから泣き叫ぶるぅ君の口の中にスポイトで無理矢理母乳を流し込む過酷な作業が始まりました…。

トータルで3回ほどスポイトで母乳を飲ませます。

量は70ml→70ml→90mlといつもより格段に少ない量です。

一度だけ直接母乳で60ml飲みましたが、その一回限りでその日は母乳を吸うるぅ君の姿を見ることはありませんでした。

 

なんとなく悔しく悲しい気持ちになります…。

 

口唇裂で無理だと思っていた完母育児。

幸いにもるぅ君が上手に母乳を飲んでくれたので、ここまでずっと母乳で育児をしてきたのに、我が子にここまで拒否されるなんて…。

 

その様子を見ていた看護師さんが、

「今日は無理でも明日はきっと大丈夫ですよ。今までずっと母乳飲んできたんですから、絶対大丈夫です!」

と。さらに旦那くんがLINEで、

「るぅ君はおっぱい星人だから絶対大丈夫だよ。今日は術後すぐで違和感を感じてるだけだよ。明日には慣れるよ。」

と言ってくれました。

今思うと、その言葉になんだかとても救われた気がします。

 

…また明日頑張ろう。絶対大丈夫。

 

その日はるぅ君は寝ずに面会時間が終わり、看護師さんに抱っこされたまま別れを告げました。

 

家に帰り、寝る前にしっかり搾乳!

一日中冷やしたおかげか、3時間おきの搾乳のおかげか、だいぶ片胸の熱っぽいのも落ち着き、朝より症状が落ち着いていました。

 

 

…では今日はこの辺で切り上げて、次は術後の入院中の様子やるぅ君のミルク拒否のその後の様子などを書きたいと思います。

それではそれでは!

 

口唇裂のはなし。入院編・その2

どうも、みゃすです。

昨日に公開するつもりが、なかなかうまくまとまらずに今日公開になりました…。

るぅ君入院のお話、パート2です。

少しでもこれからお子様が入院する方、同じ口唇口蓋裂をお持ちのお子様の親御様たちの参考になればないいなと思います。

 

前回の入院編その1の記事はコチラからどうぞ!

myasu.hatenablog.com

 

【オペ前処置からオペまで】

前日に看護師さんから明日のオペの開始時間と、病棟へ到着して欲しい時間を知らされました。

大体のオペは午前中で終わることが多いようですが、日によってずれたり、午後からになったりする場合もあります、とのこと。

みゃす家のオペ時刻は大体10時〜10時半の予定なので、9時半くらいまでにはお越しくださいと言われました。

 

この日も、朝早く起きてひぃ助の保育園の準備からスタート。

朝ごはんの用意にお着替え、ゴミ出しと溜まった洗濯物を干して布団をたたむ…。

旦那くんと分担しつつ、布団の上を転がるるぅ君のいない部屋はさみしいなと感じます。

旦那くんがひぃ助を保育園へ送った後、二人で車で病院へ向かいました。

昨日よりは30分くらい遅く出発しても大丈夫だよねーなんていいつつ。

昨日と同じ時間に出発。

お互いるぅ君のことが意識してなくても心配なんだろうなと、今になって思います。

車の中では、今日の手術やるぅ君の夜の様子を心配しながら、あまり考え過ぎないようにしようと、旦那くんへ積極的に他愛ない話を持ちかけていました。

病院へ着くと30分近くも早く着き、入室が許される時間になるまで待ってから病棟へ。

病棟に入るや否や、るぅ君の大泣きの声が聞こえてきました。

 

やっぱりさみしかったんや…めっちゃ泣いとるわ…。

 

早足で病室のベッドに行こうとしたら、処置室にるぅ君が大人4人くらいに囲まれてベッドに寝かされていました。

点滴の管をさすための針を…つまりるぅ君の大嫌いな注射を頑張って打っていたのです。

特に寂しくて泣いてたわけじゃなかった!笑

しかもそのあと看護師さんに聞いたけど、夜は割とぐっすりねて、4ヶ月目とは思えないほどの母乳の飲みっぷりだったそう…。

 

子どもの適応能力恐るべし!!

 

処置室前は通路なので、何かと邪魔になると思い、二人で病室の方で待機。

15分ほどでるぅ君が病室に帰ってきました。

「おはようるぅ君!よく眠れた?」

ぎゅーと抱きしめながら声を掛けると、メソメソしていたるぅ君も少し顔が明るくなりました!(なったような気がする…)

メソメソの理由は空腹みたいで、看護師さんから説明を聞くと、麻酔の関係で午前2時から飲食禁止だそうで、7時間も飲まず食わずのようです。

オペが終わっても5時間空けてから飲食開始みたいで、ここから空腹るぅ君のプチ断食が開始…母乳飲むの大好きなのにこれはさすがに、かわいそうだ…!!

そんなこんなでオペ開始時刻を待つ3人。

10時、11時、12時…予定を大幅に通り過ぎて、13時半頃に看護師さんに呼ばれます。

 

「お待たせしました。るぅ君のオペの準備が整いました。皆でオペ室まで移動行しましょう。るぅ君は、お母さんがオペ室まで抱っこしてあげてください。」

 

ということで、るぅ君を抱いたままオペ室まで移動。

ドキドキと不安と心配と…いろんな気持ちが錯誤しながら、歩いているとすぐにオペ室に着いてしまいました。

オペ室のドア前で、看護師さんにるぅ君を預けます。

 

頑張ってね。大丈夫だよ。

 

旦那くんと2人でオペ室のドアが閉まるまで、るぅ君の後ろ姿を見届けて、みゃすが人生で初めて経験する我が子のオペが始まりました。

 

【オペ終了】

オペ中は病室かもしくは電話のできるエレベーター前で待機するように看護師さんにいわれ、みゃす夫婦は病室に戻り待機することに。

オペの開始時間がずんずん遅くなったので、2人ともお昼も食べないままだったので、交代で昼食をとることにしました。

親も子も体力勝負なので、食べれる時に食べておこかなきゃ…と。

先に旦那くんが昼食に行き、次にみゃすが昼食を食べました。

連絡がいつきてもいいように病院内のコンビニでおにぎりを買って食べ、ついでにデザートのアイスも。笑

甘いものは疲れた時に本当にいいですね〜。

昨日の夜に一度も搾乳しなかったので、乳腺炎になりかけている自分の胸のこともすっかり忘れてアイス食べちゃいました…。

 

オペ前にどれくらいの時間がかかるのかを聞くと、同じ症例のオペなら平均的に1.5〜2時間程だと教えてもらっていたので、2人で長いようで短い待ち時間を粛々と過ごしました。

 

「お母さん、お父さん。るぅ君のオペが終わりましたよ!迎えに行きましょう!!」

 

おおよそ2時間。

無事に終わった喜びを噛み締めて、看護師さんたちに案内されて再びオペ室前へ。

 

…スムーズに行きたかったのに…!!

全然ー。エレベーター来ないの。

 

看護師さんが来ないから階段で行こうと言ってくださり、階段でオペ室前へ…。

るぅ君の姿を今か今かと待っていると、今度は別室に案内されました。

 

会えないんかーい!

 

同じ髭男爵でも、某配管工の兄のようなこの状況…。

姫の前まで来て姫が攫われるみたいな。

 

別室で椅子に座って待っていると、執刀医からの術後の説明がありました。

さらりとまとめると、

①上唇の縫合は綺麗に成功した

②鼻の片方が少し変形していたので形成のために片方の鼻の穴を少し上に引き上げた

③上の歯茎の歪みの部分に骨がなく、歪みに空洞を開けて骨が形成されるように処置した

とのことです。

③ですが、うまく骨が形成されれば6歳での手術を受けなくてもいいかもしれないと仰って下さいました。

 

説明を受けて部屋の外へ出ると、半分くらい麻酔の切れたるぅ君といよいよご対面!!

 

……うわぁああああああ!!

 

あまりにも痛々しい姿にちょっとウルウルきてしまいました…。

 

半覚醒でグズグズしているるぅ君をベッドに乗せたまま病室へ。

ともいきや。

また。

 

…エレベーターこねぇ!!!

 

何回か乗れないまま見送ったあと、ようやくエレベーターに乗り病室へ。

血圧や体温、点滴の処置などをすませ、もう抱っこしても良いですよの一声で、夫婦で交代にスーパー抱っこタイム!!

 

頑張ったね!お疲れ様!もう大丈夫だよ!

 

ボキャブラリーの少なさに定評のあるみゃす!

オペ室から出てきた我が子にかける言葉は、小説や映画のセリフのような綺麗な言葉は思い浮かばず、思った以上に安直なものになりました…。笑

 

…と。

今日はここまでにしますね。

次は手術後の様子からまた記事にしようと思います。

ではでは。

 

 

口唇裂のはなし。入院編・その1

こんばんは、みゃすです。

今日はるぅ君の口唇裂の入院の話です。

 

【起床から病院まで】

前回、入院前検査を無事にパスしたるぅ君。

色々思うところもありましたが、とうとう入院当日がやって来ました。

小児外科の病棟は両親以外の面会や病室の立ち入りを禁止されているので、ひぃは朝早くから保育園へ…。

みゃすと旦那君は朝6時頃から、ひぃ助の保育園の支度やら家の家事やら、もちろんるぅ君のことやらバタバタと慌ただしく準備を整えました。

前々日にある程度用意はしていたものの、いざ当日!となると、アレはカバンに入れた?アレはいるの?などなど、入院への不安とともに準備不足の心配も募ったり…。

とりあえず夫婦二人で作業を分担して、わりと円滑に車で病院へ向かいました。

車の中ではるぅ君はご機嫌!

窓の外の動く景色をみたり、みゃすの顔をみて笑ったりと落ち着いた様子。

みゃすも自分で驚くほど冷静でした。

 

【病棟入室と面会終了まで】

病院に到着してから入院手続きを済ませ、病棟の中へ入ると、看護師さんにお部屋へ案内されました。

るぅ君はナースステーションのすぐ隣のお部屋で、3人部屋の一番奥のベッド。

窓際の電車の音がよく聞こえる場所です。

看護師さんから入院と手術に関して諸々説明を受けたあと、旦那くんと交代で昼食。

ここから長丁場になりそうかも…と、いつもより重めに昼食をとって、しばらく旦那くんとるぅ君と3人で過ごしました。

るぅ君には広すぎる病室のベッド、大きい布団、硬いまくら…緊張?してるのか、いつもと違うぞと感じているのか、るぅ君はなかなかお昼寝せず…。

結局20分の浅い睡眠を帰るまでに2回するだけでした。

旦那くんはひぃの保育園のお迎えがあるので先に車で帰宅することに。

病室でるぅ君とふたりきり。

できる限りの抱っことできる限りの相手をして、オムツを替えて…。

長いようで短い時間がどんどん過ぎていき、あっという間に面会終了の時間に。

帰る前に授乳をして、うとうとしていたるぅ君。

でもやっぱり、いつもと違うを感じ取っていたようで、ベッドにそっと置いても起きてしまいました。

授乳後のるぅ君はご機嫌。

目が合うとニコニコして、これからみゃすが帰宅するなんて全然わからないもんだから、満面の笑みのるぅ君に後ろ髪を引かれつつ…。

 

おやすみ、るぅ君。

また明日ね。

 

と、ほっぺにちゅーをして病室を去りました。

 

振り返るな!

振り返ると戻れなくなるぞ!!

(CV.大塚明夫)

 

病棟のドアのところで、大泣きするるぅ君の声を聞きながら、心の中で明夫ボイスで上のセリフを再生しながら病院を出ました。

病院を出たら、我慢していたものが溢れて泣いてしまいました…。

あと6回もこの気持ちを味わうのか…と思うと胸をギュンギュン締め付けられます…。

 

そんなこんなで長いようで短い1日が幕を閉じました。

 

明日はその2の記事をアップしますね。

それではそれでは。

 

亜脱臼のはなし。

こんばんは、みゃすです…。

週末と今日でお疲れモードです…。

日曜にひぃが3度目の亜脱臼になりまして。

名医のいる整骨院が日曜はおやすみで別のところに行ったのですが、ヤブ医者でした!

 

【日曜日まとめ】

日曜は義姉さんのお子さん、つまりひぃとるぅのいとこの姉妹をお預かりする約束しておりまして…。

10時くらいの予定が7時半に早まり、朝から大忙し!

9歳と5歳と3歳の女児が集まると、大学生の女子会並みのおしゃべり声と走り回る騒音…。

お昼ごはんも、あれだこれだあっちがいいこっちがいい…ええい!好きにしろやーい!

 

発狂しそうになり申した候。

 

なーんか、いとこちゃん達といるとひぃがものすごい上から目線になるしワガママになるし、つまり調子に乗ってしまうんですよねー。

 

昼食後、一旦るぅとひぃは風邪の診察があるので内科へ離脱しようとしたのですが…。

遊びたーい行きたくなーいのワガママ放題ひぃ。

昼食後からこの戦場に参戦してくださった義母さんが、見兼ねて

「ひぃちゃん、おばあちゃんも一緒に行ってあげるよ」

の一言に、

「じゃあ、行こっか!早くしないと遅れちゃうよね!」

 

んー?

んーんんんー???

さっきまで駄々こねて泣いてたのは誰ー??

 

そんなこんなで病院へ。

終わってからお昼寝させようとしたけど全くゆうことを聞かずに寝ず…。

仕方ないので切り上げて、おやつをたべさせていた時に、義母さんが、

「そうだ、思い出した!るぅくんの入院の服とかは足りてるの?買い足しとか今日の週末逃すと大変じゃない?」

 

たしかに〜!!足りないかも…ってかそもそも何も用意してねぇー!

 

そんなこんなで、旦那くんが車をだして義母さんと9歳のいとこちゃん連れて、買い物に行くことに…。

5歳と3歳と0歳を1時間一人で見るという究極のミッションが始まったのです…。

で、その3人をひとりでみている時にひぃの左の関節が外れ…。

 

救急で二つ先の駅のとこに行くか、近くの開いている整骨院に行くか迷っていた時に義姉さんが帰宅…。

るぅくんが授乳で泣いていたので、義姉さんが代わりにひぃを整骨院へ連れて行ってくれました。

そうこうしているうちに旦那くん達も帰宅。

事の経緯を説明して、ひぃ大好き旦那くんに、みゃす自身の監督不行ですすみませんと謝り…。

大変だったから仕方ないのは分かるけど、俺に謝らないでひぃに謝りなよ

と言われ…。

しょんぼりして隣の部屋のひぃの方に歩いて向かってたら…バキッ!!!!

 

みゃす。

旦那くんのメガネ。

踏み潰す!!!!!

 

ほんとにごめんなさい。

新しいの買います…。

 

 

整骨院から帰宅しても一向に左手を使わないひぃ。

おかしいな?と思いつつ、日曜が幕を閉じました…。

 

【今日まとめ】

朝起きてからも左手を使わないし、左手が上がらないというひぃ。

最初は昨日のショックで痛いと思い込んでいるだけだろうと思っていたのですが…。

 

あからさまに元気がない!!

そして、痛いと言っているのにこのままでいいのか!?

と。

子どもは心配し過ぎなくらいで丁度いいと誰かが言っていた気がします。

何かあってからでは手遅れだと。

 

なので、保育園をお休みして名医のいる整骨院へ連れて行くと、緊急だからと並んでいる人たちを差し置いてみてくれました。優しい。

 

そうしたらやはり昨日、きちんと抜けたのが入ってなかったらしく…。

 

キュッキュッ、ギュー。

はい、終わったよー。

 

早ーっ。

ものの3分で終わりました。

しかも、ひぃの顔がみるみる明るくなり、

「いたくなくなったー!もうおてて両方使えるよー!」

と一言。

 

さすが名医…!!!

 

その後はと言うと。

両方使えるようになって、飛んで跳ねて暴れ倒してみゃすのHPをじわじわと奪っていき、お昼寝もせず最終的には眠くなってグズグズして、21時前に就寝しました…。

 

【まとめ】

①子どもの言うことは信じてあげる。

②足元はよく見てメガネが落ちてないか確かめて歩いく。

③脱臼は名医に診てもらう。

④るぅくんが寝返りが完成してしまったけど気のせいだと信じる。

以上

 

それでは!また明日!

 

 

今日は何も思いつかない!!

タイトル通り、今日は何も思いつかないみゃすです。

長女ひぃが体調不良で早めに保育園から帰宅して、今日は一日育児に追われている感じです。

るぅも微熱で体調不良気味…。

梅雨の雨の寒さが急に夏の暑さに変わったせいでしょうかね…。

眼科に行こうとしたのに、保育園に送って1時間足らずで電話がかかってくるもんですから、自分のことは何一つできなくて結局目も痛いまま〜。

まあ、今週末はゆっくりのんびり過ごせたら良いなと思います。

 

それはさておき、こーんな暑い日はアイスが食べたい〜!ですよねー。

アイス大好きなのでほぼ毎日アイスを食べていますが、今年は美味しい新商品アイスがたくさん!

ファミマでよくみる牛の絵がかいてあるアイス、とても美味しかったです。

あと、セブンイレブンのイチゴースの入ったサンド風のアイス!

チョコミントアイスでは、割とどこのコンビニでも売ってる真ん中にチョコが入ってるチョコミントのやつが美味しかったです!

まだまだ、これからアイスの美味しい季節!

美味しいアイスを見つけたらご報告しますね。

 

それでは短いですがこの辺で〜。

偏頭痛のはなし。

どうもこんにちは、みゃすです。

ここ数日、持病の偏頭痛に悩まされております…。

緊張性頭痛と偏頭痛を両方携えた頭痛のサラブレッドです。

頭が割れるー。

同じ偏頭痛持ちの友達が、

「頭ガンガンガンガン、煩悩でも打ち消そうってのか?!」

とか言ってました。

これで煩悩が消えてくれればいいけれど、ただただ頭が痛いだけなんだなあ…。

 

【頭痛の時の育児は地獄】

先日は頭が痛すぎて起き上がることができなくなり、3歳の長女ひぃ助に、

「た…頼む…。明日なんか素敵なもの買ってあげるから今日はもう寝かせてくれ…お願いします…。」

と30過ぎのいい大人が、娘にガチ泣きして懇願してました。

朝起きたら泣いたまま寝たから目が充血してて恥ずかしい思いをしました。笑

 

自分で言っといて素敵なものって何やねん…と、薄れゆく意識の中で考えながら最後の力を振り絞ってひぃと自分の寝る布団を敷いた後、パタンと力尽きました。

19時過ぎから21時あたりまでの記憶がほとんどないのですが、目を閉じて横になっている中で何やらごそごそと音だけを聞いていて、23時前後に授乳で体を起こすと部屋は泥棒が入ったかのごとく散らかり放題…。

旦那くんがいつ帰宅したかもわからないですが、なんだかお仕事の事で落ち込み気味の中、いそいそと洗い物と部屋の片付けをしてくれていたのでそこはマジ感謝。

頭痛の辛さを知っているので、頭痛の時は旦那くんが少しいつもより優しい気がする。笑

…のろけてないよ。

 

そして次の日。

朝起きてもまだ少し鈍痛が抜けず…。

鎮痛剤飲んじゃおうかなーとか思ったけど、授乳中だしなと…頑張って耐え凌いだ次第であります。

 

その後、保育園帰りに、ひぃに

「素敵なものなにが良い?」

って聞いたら、

「ロールが食べたいのー!」

って言ってきたので、ケーキ屋さんへ一緒にロールケーキを買いに行きました。

お店について、ショーケースの前に張り付くひぃ。

「好きなの選んで良いよ?」

と言うと、迷わずにフルーツのたくさん入ったロールケーキを指差して、

「ひぃちゃんコレ!これにする!バナナとか、キウイとかいっぱい入ってるやつ!!」

 

おいおいおいおーい!

ロールケーキの中で一番高いやつやないかーい!!

くぅーロールケーキなのに…500円もする。

まあ、本当になにもしてあげられなくて可愛そうだったのでこの出費は致し方ない!!

ウッキウキでロールケーキ食べるひぃは可愛かったです。

前髪と鼻の頭と顎にクリームつけてました。笑

 

来週にはるぅの口唇裂の手術であまりひぃにかまってあげられそうにないので、今週はたくさん甘やかそうと思っているみゃすですが、本当に…頭痛いと育児どころじゃなくなるから早く梅雨明けしてくれーい!!頼むー!!

 

そしてなんと今日は頭痛ではなく目の痛みを感じていまする…。

それではまた明日!